子どもの未来応援事業
先日、香川県子どもの未来応援事業の研修に参加させていただきました。
居場所づくりや不登校支援を始めて、このような学びの機会をいただくことが増えました。
今回の研修の講師の先生は、私の母校である大学の講師をされているということで、勝手に親近感を抱き、なんだかうれしい気持ちになりました。
実は最近、「居場所の意味ってなんだろう?」と考えることが多くなっていました。私たちが開いているまなびやももという居場所は、ちゃんと機能しているのか、必要とされているのか、期待や要望に応えられているのかなど…
でも今回の研修で、居場所づくりを始めた当時の気持ちや目的を再確認することができたし、行き詰っていた課題の対策も少しずつ見えてきました。
私たちの目指す居場所とは
・いつでも安心して立ち寄れる
・家以外でも気楽に過ごせる
・好きなことをしてふわっと身体が軽くなる
・他愛のないことを言って笑いあえる
・誰にも言えなかったけど、ここでなら話せる
そんな場所だと思います。
これは私が学生の頃や、社会人になってから、学校に来づらい生徒と出会ってから、家族が不登校になってから「こんな場所があったらいいのになぁ」と考えていた場所です。
家族が不登校になったとき、学校に行けない、適応指導教室にも行けない、フリースクールにも行けない…と様々な理由で家以外に行き場所がなかった。それがとても苦しかった。
家のなかはピリピリしたり落ち込んでいたりと苦しかった。
学校に行っているかいないかなんて、誰も気にせず楽しいことをして過ごせる場所はどこかにないかと必死で探しました。
子どもも大人もゆらぎます。
その葛藤の間にも、「あなたはあなたのままがいい」という雰囲気を感じることのできる場所があればと思います。
私も居場所が欲しかったのだと思います。
今年の7月に始めた居場所づくりですが、まだまだ未完成のまなびやももだからこそ、いろんな可能性を持っていると信じています。
.居場所づくりだけでなく、学習サポートもさらにステップアップしていきたいです。