えりこの日々おもうこと

香川県高松市で子どもたちの居場所づくりや学習サポートをおこなう団体まなびやももを設立し運営しています。学校に行きにくい、行きたくない、不登校中の子どもたちも安心して過ごせる場所を目指して日々活動中です。このブログは自分が思ったことや考えたことの記録として書いています。思ったことをつらつらと。気軽に読んでください。

教育と福祉、学校と地域の連携~学習支援やスタディクーポンについて

先日兵庫県神戸市でおこなわれた「学習支援のいま、これから」という講演に参加しました。

 

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ゲストは
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 代表理事の 今井 悠介 (Imai Yusuke)さん
NPO法人あっとすくーる理事長 渡 剛 (Tsuyoshi Watari)さん

主催はNPO法人しゃらくの小嶋 新さん

 

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実は今井さんが渡さんのインタビューを書かれた「スタディ通信」を拝読し、涙が止まりませんでした。渡さんや今井さんのお人柄や思いが詰まった記事です。ぜひ一度読んでみてください!

 

https://cfc.or.jp/study/yusukeimai01/

 

 

私自身、幼いころに父を亡くしており、経済的に余裕のないなかで育ててもらいました。当時の記憶や思いが鮮明によみがえるようで、読んでいて苦しい部分もありましたが、私が教育に主軸を置いている理由とも向き合うきっかけになりました。公立教員時代の生徒や保護者の顔も浮かんできました。

 

 

そんなお二人が一緒に登壇されるということで絶対に行きたい!!となり行ってきました。

 

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私たちまなびやももが考えている経済的困難を持つご家庭のこどもさんに安心できる居場所とまなびの場を提供したいという課題について、勉強になることばかりでした。

 

 

実は私たちのもとにも経済的困難をもつご家庭の学習支援について相談をいただくことが多々あります。現状、人的不足や予算不足で対応できておらず悔しいばかりです。支援機関などにおつなぎするのが精いっぱいという現状です。

 

 

そしてお二人のお話をお聞きして感じたのはやはり、課題として「教育と福祉」や「地域と学校」の連携の難しさがあることです。

 

 

それに気が付いている人たちが香川県にもたくさんいますよね。わたしもその一人です。

しかし、きっと子どもたちの幸せを願わない大人はいないと思うんです。
みんなで知恵を出し合い、それぞれの強みを生かして、それぞれができることから始めてみる。

 

12月28日(土)17時~19時にはまなびやももで教育について話す日第2弾を、また2020年1月~2月にはスタディクーポン勉強会を県市議会のみなさんにもご協力いただき開催したいと考えています。

よければみなさん、ご一緒しませんか?

 

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https://manabiya-momo.jimdofree.com/blog-イベント紹介/

 

~~~今井さんと渡さんのご紹介~~~

・今井さんはCFCで「所得格差が教育格差を生まない社会を目指して」~すべての子どもにチャンスを~」というビジョンを掲げ、寄付金を原資に経済的困難を抱える子どもたちに対して教育活動で利用できる「スタディクーポン」を提供しておられます。

このスタディクーポンを日本全国の自治体が制度として取り入れ始めています。

・渡さんは渡塾という学習塾をされていてひとり親家庭のお子さんも多く通われています。子どもたちが家でさみしい思いをしたり、将来に希望が持てなかったりすることがないように、塾という居場所とまなびの場を作られています。

委託事業や講演会もされています。

お二人にいつか高松にきていただきたいです!!

 

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小嶋さんは参加者全員の感想や質問を発表する機会を作ってくださり、とっても有難かったです。そして神戸ソーシャルパス(三宮駅から徒歩3分)がかなり良かった・・・!

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詳しくは12月28日のDialogue for Our Educationにてシェアさせてただきます!

みなさん、本当にありがとうございました。